はじめに
このページでは、「変幻美少女ぶっくす。」が定期刊行する合同誌「モノラルノート」シリーズに寄稿を検討していらっしゃる方に向けて、本誌の目的や具体的な寄稿の手順についてお知らせします。
以降の各セクションは寄稿に関する厳密なルールや契約条件を示すものではなく、想定外の振る舞いまで想定した網羅的なマニュアルでもありません。モノラルノートの意義や当サークルの利益に反しない限りにおいて、必要に応じて寄稿に関するルールが明示的または暗黙的に追加または変更されることがあります。
不明な点があれば個別にお問い合わせください。
モノラルノートについて
変幻美少女ぶっくす。では、2018年5月の「Vesuva」から「りりよる」シリーズと名付けた合同誌を発行してきました。りりよるシリーズは2022年の東雲銀座広報 ゆり時計を最後に発行を休止しており、以降は新たな合同誌を立ち上げる中長期的な計画を進めています。
その取り組みの一環として、当サークルでは新たな合同誌「モノラルノート」の発行準備を進行中です(2026年3月時点)。
モノラルノートは、りりよるシリーズと同様に、特定の作品やジャンル・タグなどで多くの作品を回収することを目的とした合同誌とは異なります。もし、特定の要素を持つ小さな作品を収集するような合同誌を期待しているのであれば、モノラルノートへの寄稿はおすすめいたしません。
モノラルノートへの寄稿について
内容
モノラルノートでは、以下のような作品を広く募集します。
- 小説(百合またはそれ以外)
- 評論
- エッセイ
- 詩
- 俳句
- 短歌
- その他、言葉が主体となる表現物
なお、ここでの「百合」は当サークルで最大限に広く再解釈したものであり、「既存の強力な異性愛規範を要求しない全ての(人間)関係(やその物語)」を指しています。現状における具体的な例を知りたい場合は、百合SS Advent Calendar 2025・百合SS Advent Calendar 2024・百合SS Advent Calendar 2023などに投稿されている作品をご覧ください。
また、バージョンごとに舞台やアイテムについての指針を示しますが、厳密にこのキーワードに従うことを確認する審査はありません。前述の通り、モノラルノートはジャンルやタグによる接続を重視して発行されるものではないからです。キーワードに従わないことのみを理由にして掲載をお断りすることはありません。
長さに関する制限はありません。ただし、5万字から10万字以上の中〜長編作品を執筆する予定であれば、モノラルノートには収録せずに個別の冊子にまとめることをおすすめします。完成した冊子を委託したい場合は、個別にお問い合わせください。
上記の指針を除くほとんどの詳細は作者に委ねられていますが、発行にあたって法律や条例に違反したり、当サークルの不利益となる可能性があると判断した場合は掲載をお断りすることがあります。
生成AIの利用について
作品制作にあたっては、アイデア出し・プロット・執筆・校正など、全ての制作工程で生成AIを用いてかまいません。ただし、 AIが主体となって成立する作品 は避けてください。具体的には、以下のような作品は掲載をお断りすることがあります。
- 生成AIを用いたことを読者に明示的に提示あるいは暗黙的に示唆しないと成立しえない作品
- 生成AI自身の性能やワークフローの工夫を示す出力例が主になっている作品
- 生成AI製であることを明示して出力の不自然さや拙さに整合性を取ろうとする作品
逆に、AIをテーマにした評論やエッセイに生成AIの出力例があっても、ただちにこの指針に違反することはありません。もちろん、AIについて論じる内容自体が生成AIの出力であって、かつその性質が上記に該当する場合は除きます。
また、生成AIの出力をそのまま作品とする行為(いわゆるポン出し)を禁止したり、生成AIによる出力を○割以下にすべきという指針もありません。これらの基準は、作品のAIが主体になるかの判断と本質的には関係ないからです。
生成AIを用いた作品の重要な判断基準は、作者が自分の言葉として発表できるかどうか、という点です。AIが進歩するにつれて、しばしばAI生成作品の擁護として「よい作品なら人間が作ったかAIが作ったかは関係ない」という主張を見かけますが、本来これは人間とAIの両方にのしかかるものです。人間が作品を生み出すのにかけた時間や思考が面白さとは関係ないように、AIが作品を生み出したこと自体に必ずしも面白さが宿るわけではありません。
判断基準が分からない場合は、その作品を「これAIが書いてくれました! みんな読んで~!」と宣伝したいかどうか、で考えてみてください。読者の多くはどのようなエディタで執筆し、どんなアプリケーションで紙面に配置したか、というのと同じくらい、AIが生成したかどうかで面白さを判断しません。生成AI製であることを魅力として主張したい場合、おそらくその作品の主体はAIです。
この指針は、制作過程でどれだけAIを利用したかを開示することを妨げるものではありません。ただし、当サークルの判断で本誌からはこれらの注意書きを削る場合があります。制作に使ったエディタやサービスを示す意味がほとんどないのと同じように、これらの情報を示すことが合同誌全体のノイズになりうるからです。これらの通知なしでも作品が成立するよう、できる限りこの指針を守ってください。
形式
合同誌の編集はhentaigirls/abookをベースに行っています。今のところ、合同誌の形式はA5 / 縦書き / 一段組 / 右綴じであり、各作品の本文は全て右ページから始まります。
特にお申し出がなければ、このリポジトリ内でビルド可能なLuaLaTeXソースを配置していただきます。もしLuaLaTeXの記述が難しいようであれば、プレーンなテキストファイル、青空文庫注記やpixiv小説作品向け特殊タグなどの記法を使用したテキストファイル、Google ドキュメント、Microsoft Wordの文書ファイルを送付いただくことも可能です。
ただし、全ての原稿は最終的にLuaLaTeXソースに変換されるため、ドキュメント上で設定した文字装飾や配置の多くは反映されません。あくまで文字情報や基本的なルビや区切りの伝達手段としてお使いください。詳細な配置や装飾の希望については、別の手段でお知らせいただくと確実です。
提出方法
合同誌の編集はGitHub上で行っています。寄稿にあたっては、事前に共有したプライベートリポジトリに原稿データをプルリクエストなどで配置していただきます。ただし、LuaLaTeXソース以外のテキストファイルやドキュメントで寄稿いただく場合は、この限りではありません。
全てのブランチについて、プッシュごとにGitHub Actionsを通じてビルド済みのPDFファイルをダウンロードできるようにする予定です。ダウンロードの手段については追ってお知らせします。
赤入れ
少なくとも1回は赤入れを受け、指摘部分を検討および必要に応じて修正していただきます。赤入れでは基本的にストーリーや構成に手を入れることはなく、誤字脱字の発見や部分的な表現の改善の提案のみを行っています。赤入れは基本的にチャットやGitHub上でのレビューなどで行いますが、希望があれば音声通話や対面でも実施可能です。赤入れの項目や手段についてのご要望がありましたら、個別にご相談ください。
機械的な赤入れをできるだけ避けるため、いくつかの一般的なルールにご注意ください。例えば、送り仮名などの意図しない表記ゆれは統一し、短い数字やアルファベットなどの記述は縦書きでの表示に適するように漢数字、全角文字、縦中横などを用いなければなりません。
上記の通り、AIを用いた校正や推敲を経た上で提出いただいても問題ありません。ただし、自身で行ったAIによる校正を赤入れの回数としてカウントすることはできません。ご注意ください。
締め切り
寄稿のお申し出をいただいた時期によって異なります。お申し出いただく前に、発行時期や具体的な締め切りについて活動計画をご確認ください。現在、モノラルノートはCOMITIAに合わせて発行予定であり、おおよそ各即売会の数週間前~1ヶ月前に初稿の提出をお願いしています。
費用と報酬
合同誌への寄稿にあたって、参加費・掲載料・印刷費などの名目で費用の負担を求めることはありません。
即売会での売り上げから諸経費(売り子の交通費や昼食代などを除く)を引いて利益が残った場合、希望に応じて頭割りで配分いたします。後払いや電子版での支払いなどの即売会外での売り上げがあった場合も、手数料や諸経費を補填したあとの利益を同様に配分いたします。支払いにかかる手数料などは配分を受ける側が負担するものとします。
また、完成したソフトカバー版の合同誌を1人につき1冊まで無料で受け取ることができます。送料の支払い方法は、この節で示した売り上げの配分方法に準じます。
立場と役割
初めて寄稿をお申し出いただいた方は、お知らせいただいた情報に基づいて変幻美少女ぶっくす。の非公開名簿にコラボレーターとして追加されます。コラボレーターのみなさんには、少なくとも自らが参加する合同誌に関わる活動にできる限り協力することをお願いしています。ここでいう活動とは、原稿の提出やお互いの赤入れへの参加などの個人的あるいは相互協力的なものに限られており、合同誌全体の統括や全体に関わる作業に強制的に参加させられることはありません。
合同誌が発行された後は、希望に応じて#Membersで名簿の情報の一部を公開することができます。詳しくは、寄稿のお申し出についてをご覧ください。
寄稿のお申し出について
ここまでの作品に関する条件や提出の手順に不都合がなければ、こちらから寄稿したい旨と共に以下の情報をお知らせください。
- 寄稿作品のジャンル
- 今後の連絡に使用したい手段とIDなど
- GitHubのユーザーネーム
- 寄稿時のペンネーム
- 寄稿時のペンネームのふりがな
- #Membersへの掲載情報
- 利益の配分を受ける手段とIDなど
連絡先やGitHubのユーザーネームなどの個人情報は、寄稿の準備や発行前後の各種手続き、次回以降の寄稿募集に関する連絡のために使用します。これらの情報を#Membersやその他の場所で公開することはありません。
#Membersへのお名前の掲載にあたっては、少なくとも1つの連絡先の公開をお願いしています。連絡先を公開いただけない場合でも、変幻美少女ぶっくす。へ各作者個人あてのメッセージが届いた場合、その旨を連絡先へお知らせする場合があります。
お問い合わせ
疑問や意見などありましたら、こちらからサークル代表までお問い合わせください。